富士山に登った時のまとめ

2011年10月1日

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一ヶ月ほど前ですが富士山に登ってきました。
死ぬほど遅くて今更感がありますが感想をまとめました。

 

富士山に登ろうと思った理由
1) 一度でいいから登ってみたいよね日本一の山だしっていう軽いノリ
2) 夏にコレをやりましたっていう達成感が欲しかった

ルート
都内近郊からJRの鈍行で3時間くらいかけて御殿場駅へ行く
駅からバスに40分くらい乗って須走口5合目へ
帰りはその逆ルート

メンバー
3人(1人:2回富士山登山有、自分+もう一人:登山初経験)

 

さて登山前日の20時に山小屋へ着きすぐに仮眠を取る訳ですが、
大部屋に布団が敷き詰められていて二,三十人が一緒に寝ますから、
他人のいびきや会話や、登山前の変な高揚感などでぐっすり寝れず\(^o^)/

夜中2時出発を予定していたので1時半に起床。
あれっ何か外からTVの砂嵐みたいな音が聞こえてくるよ。
はい、大雨&強風です\(^o^)/

けどここまで来て登らないという選択肢は無い訳で、
かといって雨がやみそうな気配も無い為、
躊躇している他の集団を尻目に素人軍団が出発!

5合目〜6合目:約2時間
本当に真っ暗。山小屋でヘッドライト購入して良かった。
なんだか藤岡探検隊みたいな冒険っぽくてちょっと楽しい。
というのも最初だけで、冷たい雨に打たれていくうちに
これ大丈夫かと不安に駆られる。

6合目〜7合目:約2時間
横殴りの雨、吹き荒れる風、時折光る雷に心が折れそうになる。
口の中のチョコが全然溶けません。。。
7合目の休憩所で休もうと思っても早朝は開いてないってよ。
空気が薄くなってきたなと思っても自分酸素持ってませんから\(^o^)/

7合目〜8合目:約2時間
山の天気は変わりやすいとは良く言ったもので、
ここの区間の半分くらいは雨が止んで晴れ間が覗いてました。
雲が下にあるのが不思議な感覚で、飛行機から見るよりも感動的でした。
ここが唯一の癒しの時間帯。

8〜10合目:約4時間
だいぶしんどくなってきたので休憩を入れながらゆっくり登る。
結構大きな岩を登って行くんだけど、濡れてるし風強いから、
滑って転けたら大怪我するかもって恐怖しつつ慎重に進む。

頂上:20分滞在
着くあたりから猛烈な豪雨に見舞われる。
余韻に浸る間もなく、日本一物価の高い山小屋に逃げ込む。
あったかいラーメンを食す。普通。

下山:3時間
超濃霧で10メートル先も見えないのと強風でまたまた恐怖。
ただ下るにつれて風も雨も弱まってきたので8合目くらいで安堵。
下る時の方が足への負担が3倍くらい大きくて膝ガクガク。そして靴が泥だらけ。

 

感想
登った直後も登ってからもあまり達成感は無かった。
ただしんどかったという印象が強く残っている感じ。
晴れの日にいってご来光や頂上を堪能すればまた違うかも。
時折見える景色は凄くきれいで感動的でした。

来年への課題
登る前は一回だけでいいかなと思ってましたが、
課題ややり残した事があるので、来年も登りたい。
・頂上でおにぎりとカップラーメンを食べる。
・頂上でリポビタンDを飲みファイト一発ごっこをする。
・酸素と防水手袋をもってく。

初めての富士山登頂に使ったお金
・ウェア一式 10000円
・ザック 5000円
・ヘッドライト 1500円
・交通費 6500円
・山小屋宿泊費 5000円
・食費 3000円
・思い出/経験 プライス(ry

計 約30000円

何だかんだ結構掛かってました。
ザックは普通に使ってますし、ウェアは使い回せそうだし無駄にはなってないかな。
来年また頑張ります!

日常

Posted by morisic