フルマラソンを走った感想

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2012年3月18日(日)
フルマラソンを走ってまいりました。

その前に直前の1週間から振り返っていきたいと思います。
14日(水)
 ・10キロを軽くジョグするが膝に痛みが走り、雲行きが怪しくなる。
16日(金)
 ・身体がだるくなり風邪の疑いが濃厚に。Oh シット!
17日(土)
 ・風邪確定。鼻水と身体がだるい。熱は無し。
 ・ユンケルやゼリー飲料やらありったけの栄養を詰め込む

18日(日)
 当日、鼻水は出てるが身体のだるさはほぼ収まったのでいけると判断。Here We Go!
朝5時に起きて、足首のテーピングや膝サポーター装着など準備。
バナナにゼリー飲料、栄養ドリンクを胃袋へ放り込んでいざ出発!
電車に乗り込むとスポーツシューズを履いた人が老若男女問わず大勢いて気分が高まる。

9時スタートですが、8時前に会場に到着。既に大勢の人で河川敷が一杯。
受付をして着替え、荷物預けにトイレ、ストレッチとすると結構ギリギリ。
荷物はiPhoneと時計だけで、格好は長袖シャツにハーフパンツ的なもの。
※結果的に走っている間はiPhoneを触る余裕も無く邪魔なだけという。。。

9時スタートといっても自分は1万番台のゼッケンで順番的にはかなり後ろだったので、
結果的にスタート地点に進んだのは9時20分くらい。で、いざスタート!

【0 ~ 5km (00:00 ~ 00:33)】
・コンディションのチェックの意味も含めて様子見な感じ。
・走る姿勢を意識したり、手に力が入りすぎないようにとか気を使う。
・まだまだ周りに人が多く団子状態。馬群に包まれた騎手の気分を味わう。
・密集しているので人が吐く息が顔にかかり臭い。

【5 ~ 15km (00:30 ~ 01:35)】
・今日は身体の動きがなかなかいい感じと判断。
・調子にのらずギアを一つ落とすペースで走ることを心がける。
・ここら辺の距離が一番走ってて気持ちが良かった。
・10キロ過ぎの給食スポットで、スポーツドリンクとレーズンを頂く。すげー美味しい。

【15 ~ 20km (01:30 ~ 02:05)】
・じんわり疲労感。休憩という考えが頭をよぎる。
・連続で走った距離となると未知の領域と気づく。
・不思議とペースは落ちずに走れてていけるんじゃね?と勘違い。

【20 ~ 25km (02:05 ~ 02:40)】
・折り返し地点で来た道を戻って行くが思いっきり向かい風。
・寒いのと進まないので急に足が重くなりつつあるのが感じられる。
・給食スポットであんパン食べる。美味しい。

【25 ~ 30km (02:40 ~ 03:20)】
・急激に足が前に進まなくなり、がくっとペースが落ちる。
・27キロ地点で初めて止まりストレッチとトイレ休憩。
・給食スポットで、あんパンとレーズン、エナジータブ、スポーツドリンクとフルセットで補給。
・全体でこの5キロが一番きつかった。歩いて制限時間内でゴール出来るか計算する。

【30 ~ 35km (03:20 ~ 03:55)】
・ペースを再び取り戻す。1キロ7分程度だけど。
・足に負担がかからない走り方を編み出すという奇跡。ただ背筋力を必要とするのでいつまでもつか。

【35 ~ 42.195km (03:55 ~ 04:50)】
・身体の限界が近づいたので1,2キロ毎に歩きを混ぜて進む。
・35キロ過ぎの給食スポットで名物のシャーベットを食す。寒い、美味しい、寒い。
・残り5キロの立て札が見える。残り45分で走れば5時間を切れると気付き、やる気になる。
・ゴールが近くなるにつれて声援も大きくなり、力が湧いてくる。
・ラスト1キロはなんか楽しくなってきて結構なペースで走りきる。

【レース後】
こんなにも苦しい競技なのに色々な人が走っていてマラソンって面白いもんだなと思いました。
ゼッケンに年代が書かれてますが、60歳や70歳代のご高齢の方もいらっしゃいましたし、
視覚や足に障害がある方もあんな長距離を走っていて、20キロ過ぎあたりから
みんなすげーよと素直に感心してました。

しんどかったですが結果的に良い体験になりました。
風邪はひいてましたが、元々の体力のMAX値が低いので万全でもそんな変わらなかったと思います。
気が向いたら東京マラソンに応募してみようかと思います。

次はマラソン中に聴いていた音楽の話をしようかと。

以上です。ありがとうございました。